Glico×With you Japan「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE2016」 キッズカート耐久レースをスポーツランドSUGOにて開催
日時:2016年10月22日
場所:宮城県柴田郡 スポーツランドSUGO
概要:
佐藤琢磨主宰の復興地応援プログラム"With you Japan"も今年で6年目を迎えました。 今年も「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE2016」と題し、 春から菅生、鈴鹿、木更津でカート体験講習会を行い、カートの楽しさを子供達に体感して頂きました。その集大成イベントの第一弾として10月22日(土)にスポーツランドSUGOにおいてキッズカート耐久レースを開催しました。
毎年、自分の力でゴールまで走り切る大切さを伝えたり、みんなで競い合う楽しさを伝えて参りましたが、今年はさらにステップアップして、チームで力を合わせて目標を目指すことの大切さを伝えていきたいと思い、初めて耐久レースを取り入れてみました。スタッフ一同初めての試みに少なからず不安が募ったのはいうまでもなく、でもすぐにその不安をかき消すくらいとても盛り上がったイベントとなりました。
耐久レースといってもチームを作って参加するのではなく、「東北の子供達と関東の子供達の混合チームで力を合わせて1時間耐久レースを行う」という琢磨選手の意向のもと、4人で1チームを組み、午前中はピットインピットアウトの練習やコースの走り方などみっちり練習をしました。菅生の西コースは国内有数のカート大会が行われるほどの広大なコースですが年中から小学校六年生までの32人のキッズは真剣な眼差しで果敢に取り組んでいたのが印象的でした。
パドック内では初心者の子供達を対象にした「体験講習会」も併設して行いました。初めてカートに乗ったお子様も多く、アクセル&ブレーキワークの練習など細かく指導させて頂きました。
昼食はグリコ様提供のグリコカレーを頂きパワーも復活したところで、毎年恒例の夢ワークショップ「1年後の自分へ向けたお手紙」作りを行いました。「1年後、これが出来るようになっていたい!」など自分の願望を文字化することで子供達は自分が今やるべきことを実感したようです。カートの走行だけでなく、心身ともに子供達に成長していってほしいという琢磨選手の願いを子供達はしっかり受け止めているようでした。こちらは事務局から1年後に子供達のもとへお送りする予定です。
午後は初心者コースの子供達は「コース走行&タイムトライアル」。午前中の成果もあり初心者の子供達も立派にコース走行が出来ました。
耐久レースチームは琢磨選手によるブリーフィングから午後スタート。本番のレースさながらの琢磨選手による「レースにおける注意点」などの説明に子供達も真剣に耳を傾けていました。その後、時間を設けて各チーム作戦会議。レース経験者もいれば初級者もいる。そんな中どの順番で走るのが効率が良いかなど話しあいながら子供達はチームの絆を深めていったようです。
いよいよ耐久レーススタート。レッドシグナルからグリーンに変わった瞬間、スターティングドライバーの子供達が一斉にスタート。レベルや年齢の違う8台が走行するということでスタッフ一同細心の注意を払っておりましたが子供達は集中していい走りを見せてくれました。各チーム、ドライバー交代への時間、順番などチームごとにきちんと決めていたようで混乱やミスなくドライバー交代ができたことは子供達の注意力と団結力の賜物だと感じました。1時間耐久レースだったので各ドライバー平均10分は走り続けたのですがこの集中力と体力は「みんなに表彰状をあげたい位だ」と琢磨選手が思わず言ってしまうほど。チームメンバーと保護者の温かい声援の鳴り響く中、すべてのチームがリタイアすることなく1時間を走りきり、チェッカーフラッグを受けました。
子供達の頑張りのお礼として、最後には琢磨選手がカートに乗ってデモ走行。綺麗なライン取りに子供達から拍手が湧き上がりました。
保護者の方からは「例年になくたっぷり走れて大満足でした。毎年楽しみにしています!」など温かいお声がけを頂きました。参加者の保護者の方々にはWith you Japanの趣旨をご理解頂き、遠方からのご参加、そしてサポートを有難うございました。またご賛同頂きました協賛企業各社の皆様に心より御礼申し上げます。「With you Japan」では今後も継続的に復興地のお子様を支援していく予定なので、この主旨にご賛同いただける皆さまには引き続きのご協力をお願いしたいと存じます。
そしていよいよ11/3に「TAKUMA KIDS KART CHALLENGE2016 鈴鹿FINAL」と題して各サーキットでの上位陣によるスプリントレースを開催致します。 復興地とその他の地域の子供達が一つのゴールを目指して切磋琢磨していく姿をお楽しみに!